工事業者の選び方① 見積もりの落とし穴 「各社の見積もり、塗装面積は同じですか?」

2021年7月19日更新

各社の見積もりの塗装面積が
違っているのはなぜ?

各社の見積もりの塗装面積が違っているのはなぜ?

お客様からよくいただくご相談の一つに、「各社見積もりを取ったら、面積がバラバラで比べられない」というのがあります。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事など、面積によって金額が変わるものがほとんどだと思います。
同じ家なのに、面積も金額もバラバラ。これでは、お客様も判断が難しいですよね。

 

では、なぜ各社面積が違うのか、どの面積が正しいのかをご説明します。

Point.1 
塗装面積を実測しているか?

塗装面積を実測しているか?

当社では、当たり前ですが、外壁塗装にしろ、屋根塗装にしろ、お見積もりの際は、原則実測して面積をお出しします。
しかし、中には建坪だけで面積を出していたり、面積を測らずに出している業者もいます。
 
なぜか。
 
それは、「面倒だから」というのが圧倒的に多いように見受けられます。
見積もり金額の元となる面積もしっかり測らない業者が、「うちは三度塗りで、もちが違いますよ~」と言われても、私たちからすると「見積もりの段階から手抜きが始まっている」という風にしか見えません。

Point.2 
開口部を除外しているか

開口部を除外しているか

塗装面積は、当たり前ですが、「その塗料を塗る面積」です。
例えば、日本ペイントのパーフェクトトップという塗料で、壁を塗るとします。
では、その塗料で雨戸も玄関も塗るのでしょうか。
 
違いますよね?
 
ここでのポイントは、
 
・塗装面積に入らない・・・玄関や窓などの開口部
・同じ塗装でも塗料が異なる・・・雨戸や軒天などの木部
 
という点です。
 
塗装面積を実測し、さらに開口部まで引き算しないと、正確な塗装面積は出ません。

補足 
塗装面積は建築図面からも算出はできます。

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塗装面積は、家を建てたときの図面からも算出はできます。そのほうが、測るのも早いですからね。
ただ、当社はできるだけ、実測するようにしています。なぜなら、実測するときに、壁や屋根の劣化を見つけることができます。
その劣化の状態によって、必要な補修工事や、最適な塗料が変わることもありますので、できる限り、職人の目で見て、測るという手間を惜しみません。
 
たまにあるのが、見積もりは安かったが、後から「ここも劣化していたので、別途費用かかります」と費用が膨れ上がるケース。

当社は、しっかりと見させていただく分、万が一、後から追加工事が発生しても追加で費用をいただくことはありません。なぜなら、それを見落としたのは、当社の責任だからです。(ただし、屋根の防水シートや基礎の劣化などは、屋根材や壁材をはがさないと確認できないため、その点は事前にリスクとしてご説明します。)
 
見積もりに来た時に、「面積測らせてください」ということを言わない業者には要注意です。



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  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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神奈川県全域の自然災害や罹災状況について

神奈川県の自然災害や罹災状況について

横浜で寒冷前線による風雨被害(2010年9月8日)
日本海を急速に発達しながら北東進した低気圧からのびる寒冷前線が本州を通過し、関東地方では、この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となった。日最大瞬間風速 横浜22.2m/s、住家半壊・一部破損236棟、住家床上浸水62棟、住家床下浸水176棟、山がけ崩れ12箇所、その他に道路損壊、農業被害、交通障害、停電など。


横浜で台風、猛烈な雨と強風(台風9号)(2010年9月8日)
県内では8日昼前から西部で、昼過ぎからは東部で雨が強まり、所により1時間降水量が50㎜を超える非常に激しい雨が降った。負傷者3人、住家半壊・一部破損5棟、床上浸水18棟、床下浸水315棟、山がけ崩れ80箇所、その他に道路損壊、農業被害、交通障害、停電など。


横浜で台風、猛烈な雨と強風(台風18号)(2009年10月8日)
最大瞬間風速 横浜28.7m/s、総降水量 横浜208.0㎜、負傷者17人、住家半壊・一部破損53棟、住家床上浸水15棟、住家床下浸水96棟、山がけ崩れ14箇所、他に道路損壊、農業被害、水産業被害、交通障害、停電。