サイディング張り替え工事と外壁塗装、どっちがおトク?

2021年7月19日更新

よくお客様より、「外壁塗装って、10年に1回でしょ?サイディングの張り替えとどっちが得なの?」というご相談をいただきます。
 
ここで出てくる選択肢は、
①外壁塗装 ②張り替え ③外壁カバー工法 の3つです。
 
これについて、解説していきたいと思います。
 

回答① 費用と耐久性で考えてみましょう

表は、25坪、2階建ての一般的な住宅の場合の費用です。
材料によっても異なりますが、外壁の張り替えは、塗装と比較すると倍以上のコストがかかります。
しかし、耐久年数は長いため、10年単位の費用に換算すると、塗装が一番安くなります。張り替えにしても、カバー工法にしても、10年に一度くらいは、メンテナンスは必要となるため、費用面だけ考えると外壁塗装がオススメです。

回答② 築年数によって、最適な工事は変わる

築年数によっても、答えが変わってきます。
築年数10~20年であれば、よほどひどい劣化がない限りは、塗装のほうが安くつきます。
しかし、30年を超えてくると、塗装しても外壁材そのものの劣化が進行している場合は、張り替えのほうがメリットが大きいこともあります。
 
外壁張り替えの場合は、既存の外壁材をはがすため、基礎部分や、壁の断熱材などのチェックや補修などもできるため、30年経過していれば、張り替えをご提案することが増えてきます。
 

回答③ 外壁カバー工法は技術力がある施工店に

外壁のカバー工法と外壁の張り替え、比較したものをまとめてみました。

結論から申し上げますと、当店では張り替えをお勧めすることが多いです。
理由としては、築30年経過して家であれば、基礎の部分も見ておいたほうが、絶対に安心です。
また、耐震性においても張り替えのほうが優れています。(カバー工法は壁が二重になる分重量が増すため、耐震性においては劣ります。)

また、外壁カバー工法はいったん張ってしまうとはがすのは大変です。
既存の外壁材が雨漏りや劣化が進行していた場合、はがす手間もありますので、外壁カバー工法が適用できるかを見極められる施工店でなければリスクもあります。

外壁カバー工法を価格だけで安易に選ぶのは要注意です。
 

まとめ 資格と知識をもった塗装店に相談しましょう

・築30年以上経過していたら、外壁張り替えも検討する
・金額だけでカバー工法を選ぶのは要注意
 
きちんと点検もせず、「いい塗料だから大丈夫」「カバー工法は安いし、メンテナンス不要」という工事店には十分ご注意ください。
 
そして、上記2つのほかに、当社がご提案の際に気を付けているのが、お客様の今後のライフプランです。
子供が大きくなって、家を出たら、建て替えも考えている、間取りの変更があるかも、などという場合は、外壁を張り替えても、建て替えるならもったいない話です。
 
きちんと、資格と知識をもった施工店でないと、あとあと後悔することもあります。お住まいのことでお困りの方は、お気軽にご相談ください。


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  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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神奈川県全域の自然災害や罹災状況について

神奈川県の自然災害や罹災状況について

横浜で寒冷前線による風雨被害(2010年9月8日)
日本海を急速に発達しながら北東進した低気圧からのびる寒冷前線が本州を通過し、関東地方では、この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となった。日最大瞬間風速 横浜22.2m/s、住家半壊・一部破損236棟、住家床上浸水62棟、住家床下浸水176棟、山がけ崩れ12箇所、その他に道路損壊、農業被害、交通障害、停電など。


横浜で台風、猛烈な雨と強風(台風9号)(2010年9月8日)
県内では8日昼前から西部で、昼過ぎからは東部で雨が強まり、所により1時間降水量が50㎜を超える非常に激しい雨が降った。負傷者3人、住家半壊・一部破損5棟、床上浸水18棟、床下浸水315棟、山がけ崩れ80箇所、その他に道路損壊、農業被害、交通障害、停電など。


横浜で台風、猛烈な雨と強風(台風18号)(2009年10月8日)
最大瞬間風速 横浜28.7m/s、総降水量 横浜208.0㎜、負傷者17人、住家半壊・一部破損53棟、住家床上浸水15棟、住家床下浸水96棟、山がけ崩れ14箇所、他に道路損壊、農業被害、水産業被害、交通障害、停電。